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1月歌舞伎座 昼の部 2009.1.12 [歌舞伎]

初日に夜の部を拝見しましたが、昼の部は初見です。
やはり「さよなら公演」の最初の月だし、お正月というのもあるのでかなり人が入っていました。
売店では今までよりグッと増えた歌舞伎座グッズ、そして「さよなら公演」と名前の入ったお菓子まで…。
どれもなんだかビミョ~です(笑)。

『祝初春式三番叟』
最初に後見の錦之助さんと松江さんが出ていらして丁寧にお辞儀。
松江さんの後見って初めて拝見しました。
今月はこのお役だけでちょっと寂しいです~。

三番叟って私大好きなんですけど、今回のは今一つ面白味がなかったかも。
まぁ、鳴り物が良かったので、それで満足はしましたが。

翁の富十郎さんの「とうとうたらり~」の声が素晴らしくて、そこはワクワクしました。

でも梅玉さんの三番叟は、うーん…。
躍動感に欠けるがしました。
揉の段も鈴の段も物足りなかったです。

千歳の松禄さんの化粧、ちょっとヘンテコでした(笑)。


『俊寛』
ハッキリ言って観る前には「またか~。もうウンザリなんですけど~」って思ってました、はい。
私が歌舞伎を見始めて4年半経ちますがも、いったい何度この「俊寛」を
観たことでしょう…。
でも今日のこの「俊寛」はかなり良かったんですよね。
ちっとも退屈しないで観られました。
これだから歌舞伎は不思議です。

幸四郎さんの俊寛は何とも生々しい俊寛という人物像を見せてくれました。
自分のところにあまり顔を出さない丹波少将と平判官をなじったり、東屋への深い愛情を示したり、自分ひとり帰れないと地団太踏んで泣き叫んだりという生ーの執着の強い俊寛の行動は、仏門にありながらもなんとも人間臭い人だと以前から思っていたのですが、なるほどそんな人だったからこそ仏門に入ったのではないかと思わせてくれた、まさにそんな俊寛でした。

丹波少将の染ちゃん、前回拝見した時よりもずっとお役へ入り込んでました。
このお役を着実に自分のものにしてきつつある感じがします。
芝居をしていない時でも、千鳥を見る眼差しとか、俊寛への申し訳なさとか、きちんとお役を表現してきてます。

平判官の歌六さんも丁寧に演じていて、さすがに安定感がありました。

千鳥の芝雀さんがまた秀悦です。
丹波少将へのいじらしいほどの愛情、そして海女らしい元気さなど、このお役にまさにはまり役だと思えました。
またちょっと肥ってましたが(笑)。


『十六夜清心』
話としてはこの後の方が面白いのだけれど、さすがに菊五郎さんは面白味のある台詞を聞かせるのが上手いです。

十六夜の時蔵さんがあまりに美しくてビックリ。

大寺正兵衛の吉右衛門、大きいです。
船頭の歌昇さんと一緒に舟に乗っていると、なんだか鬼平を思い出してしまいます(笑)。


『鷺娘』
この演目は上から観ている方が美しさを堪能できる気がします。
雪の中、玉三郎さんがくるくると廻りながら裾で描くシュプールが見事なほどに美しいのです。
それにしてもこの後見さん、本当に見事なまでの引き抜きを見せてくれます。
その都度、場内からはジワが起き、幕が下りてからも暫く拍手が鳴りやみませんでした。

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